小説について

 

ここでは、出版未発表作品を掲載しています。

各小説を下記の題名(赤文字)、又は右側の付箋からご覧頂けます。

萩沢  馨は、『珈琲によく合う小説』をコンセプトに作品制作をしております。

珈琲のかおりと共に、お気に召して頂ける作品があれば幸いです。

それでは、どうぞごゆっくり。

作品紹介
紅茶空

ここは、家出人が集まるホテル。宿泊費はタダ。海岸沿いのホテルに何故か集まった家出人たち。 大人になる手前でだいちが探したものは。

月見葬

小学生の時に現れた出来損ないの守護霊と、大学生になってから再会した。 ちっとも成長していなかったその守護霊がずっとずっと探しているものとは。

薄荷
   ドロップス

恋と名のつく思い出には、いつも何かの匂いがしている。 ある視点から描いた、ほのかにフレーバーのするお話。

レプリカ

最近の私の浮気相手は、妄想の彼氏。架空の存在と不倫を続ける妻がようやく 手に入れた本当の愛。

物隠し

娘の大事な人形をどこかで失くしてしまった。「きっと物隠しが隠しちゃったんだよ」 言い訳についた咄嗟の嘘が現実になっていく。子どもの心を傷つけた代償に父親が失ったものは。

ひとな様

ひとな様は、おひとり様。そしてひとな様は耳が聞こえない。 レストランの店長が淡い恋心を寄せたひとりの女性の物語。